旅は道連れ FIAT500 FACTORY 『Ontario SS』
- 2011.09.10 Saturday
- 20:02
人は人を様々な場所へ道連れにします。
こんばんは。るまん℃です。
七月から八月、そしてもう九月。
ずっと写真のことを考えていた。
この何年か写真にとらわれているし、抜けないようにしている。
ここ7、8年、色々な方の雑誌や映画や広告や作品の被写体をさせていただいたけれど、今は、断然撮る側に身を置いていたいな。
とはいえ、今受けている被写体のお仕事は誠意をもってやらさせていただきます。
こんな揺れる心持ちのるまん℃女子に活を入れるべく、一本木の職人技が日々繰り出されているFIAT500専門レストア工場へ今日は道連れです。
ある時はいつも粋で男気のある江戸男、そして、ある時は古くなった車に新しい命を吹き込むスーパーメカニック 『Ontario SS』取締役JIRO氏。
JIRO氏のはからいで、中を見せていただける事になりました。
ここは、トウキョウから少し離れた場所。
大きい道路からちょっと入った所に、こんなにもFIAT500に情熱を注いでいる工場があるなんて。
丸っこくてミニマムなデザインのFIAT500(チンクェチェント)の歴史はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB500



古いボンボン時計や懐かしいブリックのベンチ、トランジスタラジオやカメラなんかがディスプレイしてあって工場という油イメージを覆すゆとりあるスタイリッシュな空間にテンションは上がりっ放しだし、羨まし過ぎるろー。
これも、JIRO氏の力量ですね。

JIRO氏の財産。工具の数々。他の引き出しにもザクザク入ってます。
言うなれば、こういうのFETISHです。




渋い!兄さん渋すぎます。いつもは優しい兄さんだけど、自分の聖域では、職人の顔です。

コレクションケースには、今や珍品のトランジスタラジオやアンティークなお宝が沢山。
どれも、上質なものばかりで、どこで探し当ててくるのか、教えてください。
特にリコーオートハーフ。私は大阪万博モデルを探しています。

<撮影協力> 『Ontario SS』 http://www.ontario-ss.com/
色とりどりの可愛いチンクが勢ぞろい。
覗いてみてくださいませ。